全日本の浜亮太(29)が6日間でギョーザ700個を食べて、曙を超えて日本人レスラー最重量になった。29日、さいたま市内のイベントで、14日の両国大会で196キロだった体重が、一気に203キロに激増したことを明かした。曙の日本人最重量200キロを超え「自然に増えちゃうんですよ」と複雑な表情を見せた。

 23日に宇都宮市のファンからギョーザ1000個が全日本の道場に届いた。チャンコ番の浜は毎日つまみ食いして、28日までに約700個を1人で食べたという。さらに横浜市内の焼き肉店で肉30人前を、都内のすし店で、にぎりずし80貫を平らげていた。

 体重が気になったが、道場の体重計は150キロ以上は計測不能。28日に知人の紹介で都内の鉄工所で3トンまで量れる業務用のはかりに乗り、203キロを計測した。4月5日開幕のチャンピオン・カーニバル(東京・後楽園ホール)では初戦でゾディアックと激突する。「体重を生かしたボディプレスで勝利を目指す」と意気込んだ。【塩谷正人】