全日本プロレスの大黒柱で、社長も兼務する武藤敬司(47)が9日、右ひざ手術のため無期限休養すると発表した。

 武藤の無期限離脱にも、残された選手たちは冷静に対応した。世界ジュニア王者カズ・ハヤシ(36)は「ショックはショックです」としながらも、若手が台頭するチャンスと指摘していた。「武藤さんにおんぶにだっこではダメだ。全日本を守るために、みんなモチベーションを上げるのではないか」。前日には諏訪魔、近藤とも話して「彼らも同じ気持ちだった」という。