プロレスラー武藤敬司(47)が新型インフルエンザ撲滅に立ち上がった。武藤は9日、横浜市の道場で日本ユニセフから「世界手洗い大使」として任命され、直後に踊りながら手を洗う“手洗いダンス”のプロモーションビデオの撮影を行った。

 武藤が社長を務める全日本プロレスでは、昨年12月に選手の約3分の1がインフルエンザにかかって試合を欠場することになるなど苦い経験があった。「夏はインフルエンザは目立たないかもしらんが、手洗いすることで別の病原体も退治できる。日本で手洗いが習慣化されるように頑張るぜ。手洗いLOVEだ!」と気合を注入した。武藤以外にも女優、落語家、タレントらが世界手洗い大使に任命され、近日中に発表される。