東日本大震災への義援金活動の輪が、プロ格闘技界にも広がった。日本プロボクシング協会は14日、日本赤十字社を通じて義援金100万円を送ることを正式発表した。さらに全国のボクシングジムでの募金活動を始め、各プロモーターにも試合会場での募金活動を要請することも決定。今後は「プロボクシング世界チャンピオン会」と連携し、被災地域の救援を支援していく方針も示した。

 また同日、92年バルセロナ五輪78キロ級金メダリストで元プロ格闘家の吉田秀彦氏(41=吉田道場)も50万円、吉田氏が所属する事務所J-ROCKも50万円、合計100万円を日本赤十字社を通じて寄付することを発表。J-ROCKの公式HPで発売されているグッズショップの販売利益も被災者救済のために寄付する見通しも明かした。