総合格闘家の石田光洋(32=T-BLOOD)が、復興への思いをサバイバルのリングでぶつける。25日、DREAM

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 GP(5月29日、さいたまスーパーアリーナ)で開催されるフェザー級ワンマッチの一部対戦カードが発表され、石田の相手が初代DREAMライト級王者ヨアキム・ハンセン(31=ノルウェー)に決まった。

 石田は東日本大震災の被災地、茨城県出身。この日、都内で会見し「感情をむき出しにぶつかる」と誓った。つくば市内で飲食店を営む実家は地震で皿が割れるなど被害を受け、土浦市内のジム通いに欠かせない自家用車の給油に2時間以上並ぶなど、震災の影響が続く中で練習してきた。ハンセン戦は、王者高谷裕之への挑戦権をかけた第1関門。負ければ即戦線離脱の戦いで生き残りをかける。