日本プロボクシング協会は21日、都内で理事会を開き、日本ボクシングコミッション(JBC)に対してWBA暫定王座の認定ガイドライン設定を強く要請した。JBC森田健事務局長(76)を招き「整備が不十分である」と通達した。JBCは今年3月、乱立したWBA暫定王座を問題視し「正当な理由で正規王者が長期間活動できない場合を除き、暫定を世界戦と認めない」とした。しかし亀田ジムがWBAスーパーフライ級暫定王座戦開催を要請した際、同級王者清水智信(金子)が右眼窩(がんか)底骨折していたにもかかわらず、認めなかった。