引退を表明したノアの小橋建太(45)が18日、引退の決意を11月初旬に秋山準に最初に伝えたことを明かした。引退を決断して、秋山と食事の席を設けて報告した。「内々で準に言ったのが最初。寂しそうだったけど、俺の体のことを心配してくれていたから、暗い話にはならなかった」。その後に、田上明社長に正式に報告した。

 秋山の今後については「先行き不透明だけど、あいつは大丈夫」と信頼を寄せた。かつて自分の付き人だった潮崎豪、KENTAとともに、小橋イズムの継承者に挙げた。「後継者は、俺が決めるんじゃなく、ファンや周りが自然に決めていくもの。豪やKENTAは小橋建太のDNAを受け継いでいるのは確かな事実。そして兄弟弟子だけど準にも、そういう気持ちを持っていてほしい」と思いを託した。【小谷野俊哉】