元6階級制覇王者のマニー・パッキャオ(35=フィリピン)が、因縁の相手に雪辱を果たす。今日13日に、米ラスベガスで行われるWBO世界ウエルター級タイトルマッチで、3度目の防衛を目指す同級王者ティモシー・ブラッドリー(30=米国)と激突。12年6月の対戦時には優勢に進めるも、物議を醸した2-1の判定で敗北し、王座陥落した。

 12日に同地で行われた前日計量ではパッキャオが145ポンド(約65・8キロ)、ブラッドリー(30=米国)は145・5ポンド(約65・9キロ)でともに1回でパスした。ファイトマネーの最低保障額もパッキャオが2000万ドル(約20億円)、ブラッドリーが600万ドル(約6億円)と注目度の高さをうかがわせている。