<全日本:後楽園大会>◇16日◇東京・後楽園ホール

 118日ぶりの復活を果たした曙と同じく、4月に右手親指骨折で離脱した潮崎豪(32)が、諏訪魔戦で復帰した。骨折箇所をボルトで固定した右手を再三攻撃されながら、剛腕ラリアットを繰り出すなど、全快をアピール。25分を越す死闘を演じたが、最後は諏訪魔のラストライドで後頭部からマットにたたきつけられ、勝利はならなかった。「オレの力が足りなかった。でもオレの心は折れない」。