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詳細速報 <K-1 9・30大阪>

◆K-1 WORLD GP 2006 in OSAKA 開幕戦

◇大阪城ホール◇2006年9月30日◇16:00 ◇観衆1万387人  
武蔵が負けた!日本沈没

 重量級日本人エース武蔵(33=正道会館)の世界一の夢が砕け散った。ハリッド・ディ・ファウスト(31=ドイツ)と対戦。1回こそ自分のペースで試合を進めたが、2回以降はパンチを浴びて動きが止まる苦戦。左ミドルも単発でパンチの雨にさらされた。判定1-2の敗戦。悲願のGP制覇の夢は来年以降に持ち越された。藤本祐介(30)もアーネスト・ホースト(41)にKO負け。決勝トーナメントは01年以来5年ぶりに日本選手不在となった。4日のWORLD MAXで日本選手6人が敗退。今年のK-1はまさに「日本沈没」の結果になった。

 ジェロム・レバンナ(33)は韓流大巨人・崔洪万(25)に延長判定で破り、辛くも決勝進出。昨年の王者セーム・シュルト(32)は順当に勝ち上がった。

写真=判定で敗れぼう然とする武蔵(右)。左は歓喜のファウスト

▽3分3回延長1回
○ジェロム・レバンナ延長判定崔洪万×
 レバンナが辛くも勝利をもぎ取った。ヒット&アウエー作戦でスタート。身長で28センチ高い崔洪万の懐に踏み込んで左足に左右ローキックを集め、すぐに距離を取る。2回も左ミドルが効果的にヒットした。3回に圧倒的な体力差でロープに押し込まれ、ひざ蹴りを浴びた。完全に動きが止まり、判定はドロー。しかし延長では正確なローキックでポイントを稼ぎ、3-0の判定をものにした。
▽3分3回延長1回
○ハリッド・ディ・ファウスト判定武蔵×
 武蔵の悲願が開幕戦で無惨に散った。1回、前蹴りでファウストとの距離を取りながら独特のリズムで左ロー、左ストレートをヒット。相手の攻撃も巧みなディフェンスで軽快にかわし続けた。しかし、2回になると顔面にパンチを浴びて足が止まる。何度もクリンチで逃れる苦しい展開になった。3回は必死に前に出たが、再びパンチを連打されて後退。起死回生を狙った左ミドルも単発で、最後はパンチの雨になすすべなく、1-2の判定で敗退した。
▽3分3回延長1回
○アーネスト・ホースト3回2分9秒  
KO
藤本祐介×
 ホーストが経験の差を見せつけた。1回、藤本は懐に飛び込んでボディーから顔面へのパンチを狙ってきたが、軽いステップからタイミングのいい右ローで応戦。2回も右ロー中心の組み立て。カウンターの右フックを浴びたが、逆にロープ際に押し込んで相手のディフェンスを崩しにかかる。そして3回に試合は動いた。左フックを振るいながら前に出てきた相手に計ったような右ロー。角度よく左ひざを打ち抜いてダウンを奪う。1回から積み重なったひざのダメージは大きく、藤本は立ち上がれなかった。
▽3分3回延長1回
○ステファン・レコ延長判定レイ・セフォー×
 レコが相手の持ち味を消して逃げ切った。1回はセフォーとローを打ちながらの探り合い。2回は前進してくるセフォーに対し、右ローを放ちながらカウンター狙いに徹した。3回は前に出て打ち合いを挑んだが決定打なく終了。ドローで迎えた延長は相手のノーガードの挑発にも乗らず、自分の距離で右ロー、パンチを繰り出して3-0の判定勝ちを収めた。
▽3分3回延長1回
○セーム・シュルト1回2分11秒  
KO
ビヨン・ブレギー×
 05年王者シュルトが巨人対決を制し、連覇へ好発進した。距離を詰めてくるブレギーをカウンターの左ストレートで迎え撃ってダウンを奪い、立ち上がったところに左ストレートを連打してスタンディングダウン。さらにコーナーに詰めると再びカウンターの左ストレートをたたき込み、3度目のダウンを奪ってKO勝ちした。
▽3分3回延長1回
○グラウベ・フェイトーザ判定ポール・スロウィンスキー×
 フェイトーザがキック対決を制した。1回はスロウィンスキーの左右ローに対して右ストレートをヒット。さらに右左ミドル、ハイと効果的に上下に打ち分けた。2回も左ハイから跳びひざと多彩な蹴りのコンビネーションを見せ、完全に試合をコントロール。左右ハイで完全に動きを止めてラッシュした。3回も戦いのペースを乱さず、3-0の判定をものにした。
▽3分3回延長1回
○レミー・ボンヤスキー3回53秒 
KO
ゲーリー・グッドリッジ×
 ボンヤスキーがアーツの代役グッドリッジに完勝した。1回はパンチを振り回してくる相手に対して、右ミドルから跳びひざ蹴りでダウンを奪取。2回は右ローで動きを止めにかかったが、気力の前進にやや苦労した。しかし、3回に跳びひざを顔面にクリーンヒットし、左右パンチ連打から右ハイでフィニッシュした。
▽3分3回延長1回
○ルスラン・カラエフ1回51秒 
KO
バダ・ハリ×
 カラエフが悪童を秒殺した。右ローでけん制してくるハリをカウンターの左フックでコーナーに吹っ飛ばすと、右フックから返しの左フック。腰から崩れた相手を右ローで追撃した。ハリが10カウント前にファイティングポーズを取れず、KOが宣告された。わずか52秒だった。
▽オープニングファイト
○野田貢1回1分52秒 
KO
長谷川康也×


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