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詳細速報 <ハッスル6・17さいたま>

◆ハッスル・エイド2007

◇埼玉・さいたまスーパーアリーナ◇2007年6月17日◇16:00 ◇観衆1万4617人  
HGが天龍に勝利! クロマティは白星デビュー

 新生ハッスル軍が高田総統のハッスル買収後初のビッグマッチで全勝した。高田総統は「新生ハッスル軍をたたき潰し、この私の力を世に知らしめる絶好のチャンス」と息巻いていたが、最強助っ人外国人クロマティがプロレスデビュー戦のタッグマッチでタイガー・ジェット・シンに勝利。坂田亘はノートンを、RGはグレート・ムタの力を借りてインリン様、TAJIRI組を撃破。メーンではHGがミスタープロレス天龍源一郎から丸め込みながら3カウントを奪取。全勝という最高の結果を残した。怒り心頭の高田総統は天龍をモンスター軍から追放。「本当の勝負はこれからだ」と強がった。

写真=インリン様の股間(こかん)に毒霧を吹き掛けるムタ

▽無制限1本
○HG11分55秒 
ゲイ道リラー
天龍源一郎×
 HGが奇跡の逆転勝利を決めた。序盤からミスタープロレスの実力の前に手も足も出ない。得意のPWは股間をわしづかみにされて防がれた。何度も逆水平チョップを浴び、胸元は紫色に腫れ上がり、マスクにまで手をかけられた。トップロープを使ってのアームブリーカー、鉄柱攻撃、ミサイルキックで右腕を攻めたが、投げっぱなしパワーボムを浴びる。トップロープからのダイブをカウンター逆水平チョップで返され、ラリアットも食らった。しかし、HGはすべて自力でキックアウト。2発目のラリアットをカウンターで丸め込み、エビ固めで3カウント奪取。同時に新生ハッスル軍の全勝も決めた。

 呆然とする天龍にRGが「約束どおり(ハードゲイの)コスチューム着てもらいますよ!」と迫るが、坂田が「水を差すな」とHGにコスチュームを渡す。HGは「ミスタープロレスの覚悟は見せてくれるんですよね?」とコスチュームを差し出すと、天龍は受け取り高田総統が姿を見せた花道に歩を進めた。

 高田総統は天龍に張り手、蹴りを見舞い、花道から叩き落とすと「おい、老いぼれ! 腰振り(HG)ごときに不覚を取りやがって。貴様にモンスター軍NO・2の資格はないよ。モンスター軍追放だ」と宣告。天龍はコスチュームを手にしたまま退場した。高田総統は「どうしてもひとつだけ言いたいことがある。モンスターたち、今日はどれだけ重要なイベントだったか、わかっているものは皆無だったようだ。新生ハッスル軍をたたき潰し、この私の力を世に知らしめる絶好のチャンスだったのに、全敗とは何だ? 全知全能の私に恥をかかせおって! コノヤロ~!」とモンスターたちを叱咤。坂田から「自分は何もしねえくせに。部下の不始末は上司がケツをふくものだろ? 次はエスペランサーの番だろ!」と言われるが、「ハッスル軍の諸君。よく聞け。せいぜいつかの間の余韻に浸っておくことだな。本当の勝負はこれからだよ。今日はここまでだ、バッドラックだ!」と一方的に宣言して退場した。

 残ったハッスル軍は全勝を喜び、RGは「ハッスル軍は充実してきた。めでたいギャグやっていいですか? おめでとうございましタイガードライバー!」とはしゃぐ。坂田から「オレだって天龍に勝ったことないんだよ。嫉妬しちゃうよ」と勝利を称え、HGの「ハッスル! ハッスル! フォー!」で大会を締めくくった。
▽無制限1本
RG
○グレート・ムタ
8分56秒 
体固め
インリン様
TAJIRI×
 ムタがインリン様に失神の屈辱を浴びせた。インランプからムタを呼び出せなかったRGはハンディキャップマッチを強いられたが、試合中にインランプを叩き割るとムタが登場。ムタは握手を求めるTAJIRIを毒霧で威嚇するとフラッシングエルボーを浴びせる。インリン様との腕の取り合いでは互角だったが、容赦ない足4の字固めで悲鳴を上げさせる。フラッシングエルボーを避けられM字バーを決められ、TAJIRIからはハンドスプリングエルボー、ニールキックを決められたが、ドラゴンスクリューで反撃。インリン様へのシャイニングウイザードはTAJIRIの赤い毒霧に邪魔されたが、インリン様のM字スタナーからのエビ固めを切り返し、股間に緑色の毒霧を発射。屈辱にまみれたインリン様は失神、その間にTAJIRIをシャイニングウイザードで沈めた。

 試合後は「ムタよくやった。インランプに戻っていいよ」というRGに赤い毒霧を浴びせ、暗闇に1人で消えていった。
▽無制限1本
○坂田亘11分26秒 
片エビ固め
スコット・ノートン×
 坂田がノートンを倒した。序盤からパワーで押され防戦一方。ショルダーバスターで落とされてからは左肩に集中攻撃を浴びた。しかし、超竜ボムをパンチで不完全な形にさせると反撃。ダイビングフットスタンプで動きを止め、ミドルキックの連発、延髄蹴りでふらつかせると、最後はトラースキックをあごに決めて勝利した。
▽無制限1本
○ウォーレン・クロマティ
崔領二
4分50秒 
片エビ固め
タイガー・ジェット・シン
アン・ジョー之助×
 クロマティがデビュー戦を白星で飾った。巨人軍のデザインに似たユニホーム姿で登場したクロマティは、シンのイス、ターバンを使ったチョーク攻撃の前に先制を許してしまう。しかし、シンのコブラクローに捕まった崔をヘッドバットで救出。立て続けに右ストレート、チョーク攻撃でシンの動きを止めた。勢いに乗るクロマティはアンにホームランチョップを決め、最後はスライディングキックで仕留めて勝利。最後はファンと一緒にバンザイポーズを決めた。
▽無制限1本
鈴木みのる
○高山善広
10分28秒 
高角度原爆固め
川田利明
ACHICHI×
 鈴木が39回目の誕生日を勝利で飾った。序盤は場外でACHICHIを連れまわすなど優勢に試合を進めた。2人同時に顔面ウオッシュを浴び、高山が2人からフロントハイキック、ブレーンバスター、サンドイッチ延髄蹴りを浴びるなど反撃を許したが、鈴木が川田のジャンピングハイキックをACHICHIに誤爆させて逆転。高山がACHICHIをニーリフトからエベレストジャーマンで沈めた。

 鈴木は「何が『YAH YAH YAH』だよ。昔の先輩がきっとどこかにいるからよ。後で出てくるやつ(高田総統)はそっくりさんだから。その先輩にプレゼントでもたかりにいくわ。もう1回相手してほしかったらプレゼントでも用意して来い。わかったかい、川田君?」と言いたい放題で退場した。

 1人リングに残った川田は「今日の敗因は歌で力を入れすぎた。今日限り歌は封印します。と、言いたいとこだが、オレが求めているファイティングオペラを追求して、このリングで1番のハッスラーを目指していこうと思います」とあらためて宣言した。
▽無制限1本
○ザ・モンスター℃
佐藤耕平
ジャイアント・バボ
赤鬼蜘蛛
6分21秒 
横入り式エビ固め
キンターマン×
クロダーマン
ランデルマン
コールマン
 キンターマン組がまたもモンスター軍入りに失敗した。最後のチャンスとして与えられた査定試合。奇襲で試合を始め、コールマンがモンスター軍を次々とフロントスープレックスで投げ捨て流れをつかんだ。黒田が捕まる場面もあったが、バボに攻撃を集中。コールマンのジャーマン、クロダーマンのラリアットでグロッギーにさせた。勝利を確信したキンターマン組は敵に背を向け大喜び。しかし、この隙をモンスター軍に突かれてしまい、キンターマンがモンスター℃に丸め込まれてしまった。

 バボが「金村、黒田、ケビン、マーク、いい加減あきらめんか」と詰め寄るも、キンターマンは「オレら意地でもモンスター軍に入ったるんや!」と諦めないことを宣言した。
▽無制限1本
○KUSHIDA
ばんざいチエ
7分32秒 
体固め
スーパー・フライング・バンパイア1世
スーパー・フライング・バンパイア2世×
 オープニングにはリサイタル開催を宣言していた川田総統代行が登場。「オレは歌って踊れるハッスラー。ファイティングオペラに歌が必要だと言い続けて3カ月。理想に近づきつつある。そこでだ、この会場に、このイベントに相応しい歌を披露しようじゃないか」と言うとCHAGE&ASKAのヒット曲「YAH YAH YAH」の前奏が流れ出し、ハッスルTシャツを着た大勢のダンサーがリングの周り、花道に登場した。しかし、そのダンサー達の間をぬうように高田総統が登場。あっけにとられる川田をよそに、高田総統が歌いだしてしまった。途中から川田も加わり仲良くデュエット。ビッグイベントのオープニングを盛り上げた。

 試合は、新生ハッスル軍が若手タッグの勝利で幸先のいいスタートを切った。ちえがKUSHIDAをも吹っ飛ばす威勢のよさで先制。連係でも圧倒し、最後はKUSHIDAがムーンサルトで勝利した。


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