人気幕内力士の遠藤(24=追手風)が4日、三重・鈴鹿市の部屋で2日ぶりに申し合い稽古を再開した。十両大栄翔らと20番取り19勝1敗。前日3日は春場所で負傷した左膝の痛みが再発したため相撲を取らなかったが、この日は約200人のファンの前で土俵に上がり汗を流した。

 バランスを崩す場面もあり、師匠の追手風親方(元前頭大翔山)は「調子は良くないですよ。良かったら、もっと番数もやるでしょう」と指摘。名古屋場所まで残り1週間となった遠藤は「まだ日があるので、少しでも自分の相撲を取れるように頑張っていきたい」と話した。