大相撲秋場所10日目の22日、結びの鶴竜-妙義龍戦で軍配差し違えをした立行司の式守伊之助が打ち出し後、日本相撲協会の北の湖理事長(元横綱)に進退伺を提出した。

 理事長は「今後気を付けるように」と注意した上で慰留し、進退伺は受理しなかった。

 立行司による軍配差し違えは、2012年夏場所7日目に木村庄之助が裁き、平幕の豊響が横綱白鵬に勝った一番以来。木村庄之助は現在空位となっている。