20年東京五輪・パラリンピックの機運醸成を目的にしたイベント「大相撲beyond2020場所」(10月4日)の記者会見が10日、会場となる両国国技館で行われた。

 外国人や障がい者ら約3000人を招待し、同時通訳や手話、2次元コードを駆使して大相撲の魅力を伝える。最高位の2人が並んで上段、中段、下段の3つの型をつくる儀式「三段構え」も、貴乃花と曙が96年4月の伊勢神宮奉納相撲で行って以来、復活させる予定。横綱日馬富士は「本当に名誉なこと。お相撲さんで良かった」と感慨深げに話した。