栃煌山が徳勝龍をはたき込みで下し、昨年名古屋場所以来の勝ち越しを決めた。

 前夜は師匠の春日野親方(元関脇栃乃和歌)と部屋の関取衆と一緒にイタリア料理を食べ「リラックスできた」と英気を養った。入門以来、12度の春場所で10度目の勝ち越しと相性抜群。1敗を守り優勝争いも見えてきたが「一番一番」と謙虚だった。