照ノ富士は勝てば優勝の可能性が残る一番で、白鵬に寄り切られた。

 支度部屋では「まあ終わったんで」と言い「優勝じゃないと意味がない?」と問われると「はい」。もともと状態の悪かった左膝を12日目の正代戦で悪化させたが、左足をひきずりながら休場せず、土俵に上がった。「優勝争いをしていたから、最後まで取り続けないと」と理由を語り、千秋楽も「当たり前!」と出場を宣言した。