日本相撲協会は26日、名古屋場所(7月9日初日、愛知県体育館)の新番付を発表した。

 左上腕付近のけがで夏場所を途中休場した横綱稀勢の里は、名古屋場所について「6月は治療に専念し、名古屋に入る1、2週間前には関取と稽古もできた。あとはこっちで精度を上げて、初日に向けて準備をするだけ」と意欲を示した。

 部屋と近隣住民との交流会で、高安らとトークショーに出席した。注目しているスポーツ選手には卓球の14歳の張本智和を挙げて「あの年で肝の据わっている姿は見習うところがある。将来どうなるのか楽しみ。年はだいぶ下だが、精神的なものはいろいろ勉強させてもらえる」と称賛した。また、幼稚園児からの強さの秘密の質問に「急には強くならない。1日1日の積み重ね。1日を大事に過ごすこと」と説いていた。