愛知県瀬戸市の尾車部屋で6月30日、二所ノ関一門の連合稽古が行われた。

 大関高安は疲労のため、連合稽古に姿を見せなかった。兄弟子稀勢の里と3日間で計50番取り「序盤から飛ばし過ぎ、体がパンパンに張っていた」と部屋に残り、若い衆相手の軽めの調整に充てた。「本当は行かなければいけない。でも自分のペースでやる。周りに合わせる必要はない。結局は自分の体だから。基礎的なことがみっちりとできた。総合的なことに取り組めた」と前向きだった。