大相撲の横綱白鵬(32=宮城野)が3日、夏巡業が行われた新潟・新発田市の諏訪神社で、新しい化粧まわしを締めて奉納土俵入りを行った。

 後援会と相談しながら、自身の化粧まわしには「翔」の文字が描かれ、太刀持ちには毘沙門天とトキ、露払いには上杉謙信と稲をデザインした。「新潟のものを取り入れた素晴らしいデザイン」と自画自賛。報道陣から「一説によると上杉謙信は70戦無敗だった」と問われると「とてつもない数字」と驚いた。そして「双葉山は69連勝。自分は第69代横綱。『69』は何か縁がありますね。残りの相撲人生で頑張りたい」と63で途切れた連勝記録に再び闘志を燃やした。