大相撲の横綱大鵬の孫で関脇貴闘力の三男、納谷幸之介(17=埼玉栄3年)が10月の愛媛国体後にも角界入りすることが6日、分かった。

 「プロに行くつもり」と宣言し、埼玉栄の山田道紀監督も「進路はプロです。(初土俵は早ければ)九州場所でいいんじゃないか」と明かした。

 部屋は大鵬道場の大嶽部屋が有力だが「考え中なんです」と明言は避けた納谷。この日の全国高校総体団体は準決勝で敗れて3位も、自身は個人戦の悔しさを晴らすように4戦全勝だった。「チームが勝たなければ意味がない。もう1度、気を引き締めて国体で優勝できるように頑張りたい」と話した。