横綱鶴竜(32=井筒)が、10日に初日を迎える秋場所(両国国技館)を休場することが決まった。

 7日朝、東京・墨田区の所属部屋で師匠の井筒親方(元関脇逆鉾)が明かした。名古屋場所で負傷した右足甲の剥離骨折の回復が万全にならず「今、話をしていまひとつということで休場させてもらうことになりました」と話した。その後、鶴竜本人が対応して「回復しているのは確かだけど、稽古もできていなし、相撲を取るので一番大事な踏み込みが100%できないのが(休場の原因の)1番」と話した。

 横綱稀勢の里(31=田子ノ浦)も休場が決まり、2横綱の初日からの休場は99年九州場所以来となった。