大関照ノ富士(25=伊勢ケ浜)が、大関から陥落する危機に直面した。東前頭4枚目の松鳳山(33=二所ノ関)に寄り切られ、序盤を終えて1勝4敗。取組中、古傷の左膝を痛めた。

 支度部屋で風呂に入った後は自力で歩けず、支度部屋から車に乗り込むまでも付け人の肩を借りて歩くのがやっとだった。

 6日目以降の出場については「まずどうなってるか、みてからです」と明言は避け、病院に向かう意向を示した。

 今場所はかど番で迎えており、残りを休場すれば勝ち越すことはできず、大関から陥落してしまう。