大関豪栄道は10勝目を挙げ、単独トップの1敗をキープ。早ければ明日13日目にも2度目の優勝が決まる。

 豪栄道は千代大龍の3敗目を目の当たりにし、後続に2差がついた後、御嶽海を寄り切った。東の番付で最上位の若手に対し「受けて立つんじゃなく、こっちからどんどん攻める」と宣言していた通り、スキのない取り口で白星を手にした。かど番が現行制度になった69年名古屋場所以降初となる2度目のかど番優勝へ前進。「1日一番しっかりとるだけ」と両目を見開き、正面を見据えた。