豪栄道が悪夢の2連敗で後続との差は1となった。

 押し相撲の貴景勝を立ち合い直後にはたき、後退しながらさらに2、3度はたいたが、逆にはたかれた。緊張の金縛りにあったような取り口に、納得いかない点を問われて「う~ん…全部」。前日の黒星の影響が「多少あったかもしれない」とこぼした。それでも、今日14日目に勝ち、日馬富士と朝乃山が負ければ優勝が決まる。「気合を入れて。悔いのないように」と声を絞り出した。