1万816人分の入場券完売を意味する「札止め」が14日間連続となり、今年は5場所全てで全日程完売が確実となった。

 東京開催では昨年秋場所から4場所連続。

 今場所は99年ぶりとなる3横綱2大関の不在など、上位陣の相次ぐ休場でファンを落胆させた。だが定着した大相撲人気の健在ぶりを示し、日本相撲協会の八角理事長(元横綱北勝海)は「多くの上位陣が休場する中、その他の力士が頑張っている。日馬富士と豪栄道が最後の結びを取れることが大きい」と安堵(あんど)の表情を浮かべた。