大相撲の秋巡業が6日、横浜市で行われ、横綱鶴竜(32=井筒)が途中休場した7月の名古屋場所以来、約3カ月ぶりに相撲を取る稽古を再開した。

 平幕の千代の国と10番(8勝2敗)取り「最初は違和感があったけど、だんだん良くなった。痛みはない」と、負傷している右足首の回復具合に安心した表情。四つに受け止めてから、あえて土俵際まで下がって投げたりと動きに余裕があった。現在3場所連続休場中。出場すれば進退が懸かる九州場所(11月12日初日、福岡国際センター)の出場に関して「今の感じだといい」と前向きだった。