全休明けで40度目の優勝を目指す横綱白鵬の調整ペースが上がってきた。

 福岡県篠栗町の宮城野部屋で6日、出稽古に来た幕内魁聖、十両の東龍、旭大星、青狼と12番取って全勝だった。

 右四つでの寄りは鋭く、体重190キロを超える魁聖には左上手出し投げで崩してからの攻めで圧倒した。先場所は左膝痛のため休場したが「もう、ほとんど気にならない。守りも攻めも順調」と手応え十分のようだ。

 今年は5月の夏場所、7月の名古屋場所を制覇。「出場(場所)3連覇を目指していく」と意欲的に語った。