日本相撲協会が13日、東京・両国国技館で、不祥事の再発防止に関する研修会を16日まで行う「研修ウイーク」を開始した。

 尾車事業部長(元大関琴風)と担当弁護士が同席し、十両以上の約70人の関取を対象に、昨年4月に交わした誓約書の内容を再確認。30項目の中には、暴力、賭博、薬物などに関するものもあり、同事業部長は「何回もやらないといけない。こういう時期だから。再確認することが彼たちへの諸注意にもなる」と、再確認の重要性を説いた。力士側からも質問があったといい、予定を20分超えて1時間20分行われた。十両貴ノ岩は欠席したが「欠席の連絡の旨はありました」と説明。無免許運転の疑いで自宅謹慎中の十両大砂嵐も欠席した。