先場所千秋楽に右手薬指を負傷した横綱鶴竜は、大阪市内の時津風部屋へ場所前初の出稽古を行い、平幕の正代と12番取った。初場所後に右手は中指と小指も含め計3本負傷していたことが判明。

 稽古では突き、押しから右前まわしを引いての寄りで11勝1敗だったが、右手を少し気にするしぐさを見せた。「右は自分の相撲の命。どれだけ回復して稽古ができるか。体は動いている」。