日本相撲協会は9日、大相撲春場所(11日初日・エディオンアリーナ大阪)の取組編成会議を開き、2日目までの取組を決めた。一人横綱となった鶴竜は初日に小結千代大龍、2日目は先場所敗れた平幕遠藤の挑戦を受ける。

 初場所で平幕優勝を果たした関脇栃ノ心は初日に平幕宝富士と顔を合わせ、2日目は平幕玉鷲戦。大関陣の初日は高安が遠藤、豪栄道が玉鷲と対戦する。

 元横綱日馬富士の傷害事件の被害者で、3場所ぶり復帰の十両貴ノ岩は初日に翔猿と当たる。

 十両以上では左足親指負傷の横綱白鵬、左胸のけがの横綱稀勢の里、右膝を痛めている平幕阿武咲が初日からの休場を届け出た。