横綱、大関は連日の安泰だった。

 初の2場所連続優勝を目指す横綱鶴竜(32=井筒)は前頭筆頭玉鷲(33=片男波)を左からいなして突き落として2連勝とした。

 2場所連続休場から復活を目指す横綱白鵬(33=宮城野)は、小結御嶽海(25=出羽海)を左からの上手投げで下した。

 大関豪栄道(32=境川)は前頭2枚目松鳳山(34=二所ノ関)を押し出した。

 大関とりのかかる関脇栃ノ心(30=春日野)は前頭二枚目阿炎(24=錣山)をもろ差しに組み止めて寄り切り2連勝とした。

 関脇逸ノ城(25=湊)も前頭筆頭魁聖(31=友綱)を寄り切って2連勝を飾った。

 新三役の小結遠藤(27=追手風)は前頭3枚目豊山(24=時津風)を左から引き落として1勝目を挙げた。

 北海道出身としては20年ぶりの幕内となる前頭15枚目旭大星(28=友綱)は、同16枚目安美錦(39=伊勢ケ浜)を裾払いで倒して初白星を挙げた。