今年初となる通算41度目Vを目指す白鵬(33=宮城野)は、名古屋市内の部屋で幕下や前頭石浦と15番(13勝)取って汗を流した。

 最近数場所とは違い心身の状況は良好そうで「集中できている」。夏場所で金星配給の初顔の阿炎戦を「甘い考えがあった」と油断を認めた上で、出稽古の候補先には「錣山部屋は近いよね」とニヤリ。勢の結婚にも「俺は知ってた」と笑うなど雑談にも余裕をうかがわせた。