全勝だった元横綱朝青龍のおい、東幕下56枚目豊昇龍(19=立浪)に土がついた。

幕下上位経験のある東三段目2枚目白虎と土俵際で投げの打ち合いになり、軍配は自分に上がった。しかし、物言いがつき、協議の結果、自分の左肘が先についたと判断された。差し違えによる黒星で、3勝1敗となった。

豊昇龍は自分の左肘が先についたと思ったか、と問われて「思ったッス」と冷静に受け止めた。「立ち合いがダメだったですね。高かった? そうですね。もうちょっと(押してから投げに)…」と両手でまわしをつかむしぐさを見せ、自分に言い聞かせるように話していた。