横綱稀勢の里は7日、福岡・大野城市の境川部屋へ出稽古した。

16年秋場所以来2年ぶりに対戦が確実の、東前頭筆頭妙義龍を三番稽古相手に指名。激しい差し手争いや、組まずに突き放すなど攻め方を確認し、15番取って13勝。この日は11年に急逝した先代師匠の鳴戸親方(元横綱隆の里)の命日だった。順調な調整に「悪くはない。いいんじゃないですか」と短い言葉に実感がこもった。