右膝負傷などで大相撲九州場所(11日初日、福岡国際センター)の休場が決まった横綱白鵬(33=宮城野)は8日夜、福岡市中央区内のホテルで開催された、宮城野部屋九州後援会主催による部屋の激励会に、師匠の宮城野親方(元前頭竹葉山)はじめ全力士ら部屋関係者ととも出席した。

既に「主役」の場所休場はニュースで午前中から伝えられており、出席した後援者らは「早く治して、また元気な姿をみたい」など励ましの声が飛んでいた。

後援会関係者、師匠らに続いて白鵬があいさつで登壇。「このたび、九州場所を休むことになりました。夏からずっと膝の痛み、傷、違和感が残っていました。やっと四股を踏めるようになりましたが」と経緯などを説明。今後に向けて「場所中も体を動かし、冬巡業も初日から出ます」と話した。また、自分以外の出場する力士の奮闘を期待し、また後援者らへは力士への応援を求めていた。

このあいさつが終わると、壇上でファンサービスのフォトセッションに応じ、乾杯まで姿を見せた。ただ休場を決めたこともあり、乾杯を終えると、すぐに会場から引き揚げた。