小結貴景勝(22=千賀ノ浦)が、前頭2枚目栃煌山(31=春日野)を突き落として10勝目を挙げて単独トップをキープした。当たって前に出て、相手をよく見てタイミング良く突き落とした。

大関高安(28=田子ノ浦)は関脇逸ノ城(25=湊)をはたき込んで2敗を守った。きわどい相撲で物言いがついたが、協議の結果、行事軍配通りとなった。

大関豪栄道(32=境川)は小結魁皇(31=友綱)を寄り倒して勝ち越しを決めた。

大関栃ノ心(31=春日野)は前頭5枚目千代大龍(30=九重)をつきひざで下して6勝5敗と白星を先行させた

関脇御嶽海(25=出羽海)は前頭4枚目嘉風(36=尾車)に上手出し投げで敗れて5勝6敗と黒星先行。

人気力士の遠藤(28=追手風)は前頭7枚目阿炎(24=錣山)を寄り切って7勝4敗。

1敗の貴景勝が単独首位、2敗で大関高安、前頭9枚目大栄翔(25=追手風)同12枚目碧山(32=春日野)と3人が続く展開となっている。