大相撲の大関高安(28=田子ノ浦)が、インフルエンザにかかっていることが分かった。師匠の田子ノ浦親方(元前頭隆の鶴)が10日、都内の部屋で明かした。

高安は前日9日に行われた二所ノ関一門の連合稽古と、この日の稽古を体調不良で休んだ。前日に高安の体調不良について38度台の発熱によるものであり、インフルエンザの検査を受ける予定だと話していた田子ノ浦親方は、この日「検査の結果、インフルエンザでした。ただ薬を飲んで、すでに熱は下がっている。体調はだいぶ良くなっている」と、劇的に回復していることも明かした。

初場所(13日初日、東京・両国国技館)の出場については「本人は出たいと言っている。今後の様子を見て決めたい」と、十分間に合う可能性があるとみている。