大相撲の西十両2枚目隆の勝(24=千賀ノ浦)が初場所3日目から休場することが決まった。15日に「右膝前十字靱帯(じんたい)損傷で約1カ月の加療を要する見込み」との診断書を提出。前日14日の2日目、大翔鵬戦で負傷した。隆の勝が休場するのは10年春場所の初土俵以来、初めて。3日目の対戦相手、石浦は不戦勝となる。

隆の勝はこの日の朝稽古に参加せず、師匠の千賀ノ浦親方(元小結隆三杉)とともに病院へ向かった。前日の取組後に支度部屋で「(痛めたのは)土俵に残ったときなのか、いつかは分からない。(右膝の感覚は)じんじんとしている。部屋に戻ったら1日中(右膝を)冷やす予定です」と話していた。