栃煌山が稀勢の里を今場所1番の相撲で寄り切った。鋭い立ち合いからもろ差しとなり、左下手投げで崩し、勝負を決めた。

「中に入れたんで、良かったと思います」。稀勢の里とは同学年で、43度(17勝26敗)も戦った。昨年九州場所は4日目に対戦して勝ち、稀勢の里は翌日から休場している。

「年も一緒ですし、やっぱり(特別な)意識はある。でも、勝負は勝負。しっかり勝つことに集中しました」と話した。