大相撲の立行司第41代式守伊之助(59=高田川)が11日、都内のホテルで襲名披露祝賀会を開いた。

尾車親方(元大関琴風)や大関高安、貴景勝と玉鷲の両関取ら二所ノ関一門の親方衆や関取衆ら約450人が出席。

途中、所属部屋の師匠である高田川親方(元関脇安芸乃島)から贈られた、金の部屋のロゴマークが入った濃紺の装束に着替えて再登場し、デーモン閣下とのトークショーで「同体はないと思って、どちらが勝っているか見極めて(軍配を)上げている」などと話し盛り上げた。1月の初場所で三役格から立行司に昇格したが「歴史に残る取組を演出する手伝いができれば」と意気込みを語った。