元横綱稀勢の里の荒磯親方(32)が、上々の解説者デビューを果たした。

初場所7日目、NHK大相撲中継の解説に初登場。えんじ色のネクタイ、ストライプの黒スーツに身を包み、NHKの三瓶宏志アナウンサーの質問に答える形で、土俵人生を振り返りつつ、幕内の取組を解説した。

初解説については「ものすごい緊張しています」と言いつつ、その後は滑らかな口調でコメント。1月まで現役力士だったため、それぞれの幕内力士に対し、警戒していた点、長所などを詳しく解説した。

ツイッターでは、相撲ファンから解説を絶賛するつぶやきが相次いだ。

「荒磯親方の解説とってもわかりやすいし裏話や力士の長所を引き出した解説なんか、さすがとしか言えない内容でした。とってもいい時間が過ごせました」

「とてもフレッシュでなおかつ解説の仕方が的確で解りやすかったですね」

「あんなに饒舌!ビックリです!」

「大変魅力的な解説でしたー!\(^o^)/またお願いいたします。(^o^)v」

「荒磯親方、毎日解説してくださらないかな」

「本当は頭を使っていた稀勢の里」

放送の最後には、9月29日に行われる引退相撲の告知もあり、荒磯親方は今後の放送に向けても「またよろしくお願いします」と締めくくった。