逸ノ城は自分が負ければ白鵬の優勝が決まる一番で、大栄翔をたたき込み、14勝1敗で場所を終えた。

「もう一番やる準備をしていた。もう一番して勝ちたかった」と、優勝決定戦とならなかったことを残念がった。しかし、自己最高成績で14年秋場所以来2度目の殊勲賞を受賞。「今までにない成績でうれしい。三賞を次の場所に生かせるようにしたい」と笑顔を見せた。