日本相撲協会は27日午前、大阪市内で夏場所(5月12日初日、東京・両国国技館)の番付編成会議と臨時理事会を開き、関脇貴景勝(22=千賀ノ浦)の大関昇進を、満場一致で承認した。

日本相撲協会・八角理事長(元横綱北勝海)の話 「珍しい大関が誕生した。横綱、大関は相撲の型で言えば、まわしを取って、が多かった。(貴景勝は)一切取らずに押していく。これしかないという気持ちが見える。だからこそ、魅力的で印象的」と話した。一方で横綱を目指すための課題として「立ち合いに磨きをかけてほしい。白鵬戦、豪栄道戦がそうだったように、当たられると苦しい。破壊力で押し込む必要がある」と話した。