新大関の貴景勝(22=千賀ノ浦)が、昇進後初めて土俵に立った。伊勢神宮では大関として初めて三役そろい踏み。幕内力士トーナメント戦士権では1回戦で敗れたものの、多くの歓声を浴びた。

「(大関として)少し実感が湧いた。もっと頑張っていかないといけない」。4月1日に新たな元号が発表される。平成8年生まれの22歳は「平成に生まれて新しい時代を経験するのは初めて。しっかりいいスタートを切りたい」と、新大関となる来場所へ意気込みを語った。