朝乃山が関取では十両時代も含めて初めて、10日目を終えて1敗を守った。

正代との突き合いで先手を奪い、倒れ込みながら寄り切った。「突き放しは無意識。場所前に稽古して『突くのもアリ』と思っていた」と納得顔。春巡業では奉納大相撲を除く、通常開催23会場のうち、2会場以外は稽古し続けた。稽古の質、量ともに自信を持ち、自己最多11勝超えを狙う。