西前頭14枚目炎鵬(24=宮城野)が、勝ち越しの懸かった一番に限って、新入幕の先場所から8連敗を喫した。

先場所の千秋楽で激闘を演じた東前頭9枚目松鳳山(35=二所ノ関)に押し倒されて7勝5敗。さらに倒れ込む際に右足首をひねり、花道へ引き揚げる際は足をひきずるように歩くなど、思わぬアクシデントにも見舞われた。

支度部屋では患部を氷のうで冷やしたが、痛みについて問われると「大丈夫です」と強調した。相撲については「滑ってしまった。自滅です。運が悪かったとしか言いようがない」と話した。