日本相撲協会は26日、大相撲秋場所(9月8日初日、東京・両国国技館)の新番付を発表した。

先場所同様、横綱は2場所連続7度目の優勝を狙う鶴竜(34=井筒)が東、白鵬(34=宮城野)が西の在位となった。白鵬は3場所ぶりとなる43度目の優勝を目指す。

大関は先場所、途中休場ながら勝ち越した高安(29=田子ノ浦)が東の正位に就いた。残る2人も先場所は途中休場(負け越し)で、豪栄道(33=境川)は7場所ぶり8度目、栃ノ心(31=春日野)は3場所ぶり3度目の、それぞれかど番となる。なお同一場所での大関2人がかど番は、昨年名古屋場所の豪栄道、高安以来となった。

その大関から陥落した西関脇貴景勝(23=千賀ノ浦)は、今年夏場所の栃ノ心以来の大関降下。東関脇の御嶽海(26=出羽海)は2場所連続の関脇で、三役在位は16場所連続となった。先場所、新三役だった阿炎(25=錣山)は2場所連続の小結。西には遠藤(28=追手風)が、8場所ぶりの三役返り咲き(ともに小結)となった。

秋場所は、9月6日の取組編成会議で初日、2日目の対戦相手が決定。8日の初日を迎える。