台風15号の影響を受け、この日の取組は当初の8時40分から9時10分に、30分繰り下げて開始した。

交通機関の乱れで場所入りが間に合わない、番付下位の力士が相次ぎ、計10番以上の取組が後回しになったが、大きな混乱もなく、打ち出しも通常の目安である午後6時より早かった。

進行を早めて取組が進み、三段目の取組で30分の遅れを約15分、取り戻していた。高島審判部長代理(元関脇高望山)が「十両で調整した」と話すように、十両の取組終了時点で通常の時間に戻ったという。塩まきも十両では1回にするなどして、進行を早めた。

大きな混乱もなく無事、2日目を終え八角理事長(元横綱北勝海)も「ある程度、(場所入りが)遅れた力士がいたが、スムーズにできた。(裏方である若者)頭とか大変だったと思うが、みんなの努力があってのこと」と汗を流した協会員の労をねぎらっていた。