炎鵬が関取最小168センチ、最軽量98キロながら、豪快な下手投げで連勝発進を飾った。立ち合いの低い明生の上をいく低さで潜り込み、ひねりを狙ったが封じられていた。相手が出てきたタイミングで「あれしかない。捨て身だった」と、投げを打って快勝した。

「苦しい形になったけど我慢して取れた」と笑顔を見せた。兄弟子の白鵬が休場したが「部屋の全員で盛り上げていきたい」と力を込めた。