左膝の負傷から4場所ぶりに復帰した幕内経験者の西幕下46枚目千代の国(29=九重)が、1番相撲から3連勝で勝ち越しに王手をかけた。

身長190センチを超える西幕下48枚目大和嵐(23=錣山)に突き勝ったが、最後はいなされて土俵際で堪える形に。「ぎりぎりでした…。集中はできていたと思う」と話した。

今場所はしこ名を読み上げられるたびに、復活を待ち望むファンから大歓声を浴びる。「頑張ろうと思える。土俵の上が自分にとって一番の生きがい」と、感慨深そうに話した。